ようこそ!私のマイホーム
ツーリング・マイ・ロード

5月4日(水)晴れ


        大阪のS氏と長崎駅で待ち合わせ、雲仙方向に向かうも、情報によると連休の影響でかなりの渋滞
        とのこと、急遽雲仙をパスすることに。S氏とR45線「切通」で別れ、それぞれ次の目的地に向
        かった。私は、島原港から雲元に向かい、雄大な雲仙岳を見ながら約1時間の船旅、熊本では昨年
        北海道で会った宮崎のSABREさんが阿蘇の入り口で待っていてくれた。途中、渋滞に遭いながら
        もすり抜け、SABREさんが待つ大津に到着、半年ぶりの再会を噛み締めながら渋滞の続くミルク
        ロードを進む。雄大な阿蘇の景観に目を奪われながらSABREさんの誘導で九州でライダーの聖地
        と言われる「大観峰」に・・・・・



阿蘇

まるでバイクの品評会のようにたくさんのバイクが並び、それは見事でした。幾分、春霞がかかっていたが、山頂からの眺めは素晴らしく荒々しい阿蘇の雄大さに圧倒された。 標高936メートル、阿蘇北外輪山の最高峰に位置する天然の展望台「大観峰(だいかんぼう)」。阿蘇五岳を一望でき、広大なカルデラ盆地や大分県のくじゅう連山まで、360度の大パノラマが楽しめる阿蘇随一のビュースポットだ。
九州一人旅 231.jpg大観峰

九州一人旅 232.jpgSABREさん九州一人旅 233.jpg大観峰九州一人旅 245.jpg草千里

高千穂

SABREさんに誘導され、神話の国高千穂へ。ここのYHに宿泊する予定で案内していただいた。到底一人では分かりズラい場所でしたので大助かりでした。途中、高千穂峡を見学、夜は夜神楽を見学。大きな収穫でした。

真名井の滝(まないのたき)は、高千穂峡の川幅が狭まった部分に流れ落ちる滝である。日本の滝百選の一つ。峡谷の崖上は自然公園となっており、その中にある「おのころ池」より流れ落ちる水が真名井の滝となっている。神話によれば天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移した。これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちているといわれている。
夏季は午後10時まで滝周辺がライトアップされ幻想的な雰囲気を出している。
九州一人旅 248.jpgトンネルの中にお酒がすらり

九州一人旅 252.jpg高千穂峡九州一人旅 270.jpg夜神楽九州一人旅 264.jpg夜神楽

今日の走行キロ 約278km(フェリー1時間)

5月5日(木) 晴れ

          今日は、九州最後の日、連日天気に恵まれ気持ちのいいツーリングを楽しんでいる。
          高千穂YHを出発し、昨日走った阿蘇をもう一度走り、やまなみハイウエーにはいる。快適な
          ハイウエーを一路湯布院〜山口県の秋吉台へ

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やまなみハイウエー

快調に進み湯布院に向かう。この日も天気は晴れ、風は爽やかである。途中湯布院で温泉にでも浸かろうかと、どこに入ろうか迷っているうち、お腹も空いたのでコンビニでとりあえずの腹ごしらえ。

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やまなみハイウエー

大阪のS氏からメールが入る。順調に佐多岬をクリアーしたそうだ。のんびりしすぎ入浴の時間がなくなり、急いで湯布院を発つ。目指すは今夜の宿、「秋吉台YH」

山口県秋芳洞

鍾乳洞見学

九州一人旅 284.jpg秋芳洞
日本一の鍾乳洞と言われる秋吉台に到着。YHに荷物を預け早速近場を散策。カルスト台を登っていくと雲が低く立ち込め嫌な予感が・・・それでもR32号線を萩までいきかけましたが、次第に近づいてくる雲行きを見て萩行きを諦め秋吉台を見学することに


秋吉台

九州一人旅 286.jpg鍾乳洞
秋芳洞は、入口の高さが20m、幅が8mで、洞くつの長さは8,700mあります。洞くつ内に入ると幅40m、天井の高さが15mぐらいで、見学できる長さは約1,000mつづく巨大鍾乳洞です。洞くつの奥は、本洞と支洞との2つに分れ、支洞は観光洞で、本洞の奥は水没しており、そこから先は3,500mほど潜水調査されています。秋芳洞内には、鍾乳石や石筍、石灰華などがたくさん見られます。


今日の走行距離 約320km

5月6日(金)雨

         朝からシトシトと雨が降っている。予報は最悪、広島方面は雨の予報。初めて朝から雨に当たった。
         朝食を済ませ、カッパを着込んで行き先の経路を再確認する。今日の目的地は広島。途中宮島に寄る
         もこの雨でどうなるか?とりあえず宮島を経由することとし、YHで一緒だったライダーの見送りを受
         け8時に出発。段々と雨脚は強くなる。視界が100〜200前後、高速移動で一番神経を使った。
         大野インター北でR2号線に乗り換え宮島まで後わずか、雨は依然として強い。宮島まで来たが宮島
         は全く見えない。仕方なく宮島は諦め広島YHを目指した。広島YHは市内から外れており方向音痴
         の私にとっては、力強い味方であったナビの威力で一発でたどり着き、荷物を預け簡単に着替えて広
         島市内へとバスで向かった。

広島市内へ

地図を片手に

15分くらいで、広島市内の中心街に着いた。地図を頼りに最初にたどり着いたのが、広島市民球場、まさに午後から広島カープの試合が組まれていた。道路を隔ててすぐ横に、世界遺産の原爆ドームが・・・・観光客は雨のためか幾分少なめ。その中で米国人らしき団体さんが祈りを捧げていました。平和記念公園は広島市の中心部にある広大な公園で、世界の恒久平和を願って爆心地に近いこの場所に建設されました。園内には、原爆投下当時の広島の様子を展示した広島平和記念資料館や世界遺産に登録されている原爆ドームや原爆死没者慰霊碑、国立広島原爆死没者追悼平和祈念館、広島国際会議場などがあります。平和への願いを込めて鳴らされる平和の鐘の音は、環境省が選んだ、残したい日本の音風景100選にも選ばれています。

原爆の子の像
2歳の時被爆し、10年後に白血病を発病して亡くなった佐々木禎子さん。その死に衝撃を受けた同級生たちが、「原爆で亡くなったすべての子どもたちのために慰霊碑をつくろう」と全国へ呼びかけ、全国3,100校余りの生徒と、イギリスをはじめ世界9か国からの支援により、完成したのが、高さ9メートルのこのブロンズ像です。(ブロンズ像3メートル、台座6メートル)

三脚のドーム型の台座の頂上に金色の折り鶴を捧げ持つ少女のブロンズ像が立ち、左右には明るい未来と希望を象徴する少年少女の像があります。像の下におかれた石碑には、「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」という碑文が刻まれています。

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九州一人旅 320.jpg九州一人旅 321.jpg九州一人旅 323.jpg
九州一人旅 329.jpg九州一人旅 334.jpg九州一人旅 330.jpg

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広島のお好み焼き

お祭りの屋台でした食べたことのないお好み焼き、本場「広島のお好み焼き」が食べたくて、遅い昼ごはんに公園近くの飲食店街でこれをいただきました。ジョッキー2杯とお好み焼き、2000円でお釣りがきました。

小麦粉を水で溶いたものを薄く伸ばして焼いた生地の上に野菜や肉といった具を重ねてひっくり返し、生地でふたをして「蒸し焼き」にするのが特徴。具と小麦粉で出来た生地を混ぜて作る「混ぜ焼き」とはまったく異なる食感となる。同様の調理法の「お好み焼き」を供する地域は広島以外にも存在するが、中華麺を加えることが多い点と、具材としてもやしを用いることが決定的なオリジナリティとなっている。

広島市の夜景

この日は、雨上がりとあって空が澄んでいましたが、市内の中心部からかなり離れており、綺麗な夜景は望めなかった。

第二次世界大戦末期の1945年(昭和20年)8月6日、アメリカ軍の戦略爆撃機B-29「エノラ・ゲイ」によって広島市中心部の相生橋上空に原子爆弾「リトルボーイ」が投下され、きのこ雲が立ち上り、市街地は一瞬にして破壊された。投下当日中に数万人、1945年(昭和20年)末までに推計13万人の人命が奪われ、生存者も火傷痕(ケロイド)、放射線後遺症、精神的後遺症(PTSD等)、遺伝への不安に生涯苦しむなど、市民が経験した苦痛は人類史上類を見ないものであった。

原爆投下後は一時的に人口が20パーセント減少したが、戦後は重工業や自動車産業を中心に復興し、現在では日本の主要な工業都市となっている。1980年(昭和55年)4月1日には札幌市・川崎市・福岡市(3市とも1972年(昭和47年)4月に指定)に続いて全国で10番目となる政令指定都市に指定された。1985年(昭和60年)3月に人口が100万人を突破し、現在では全国の市で10番目の人口を抱える(→日本の市の人口順位)。

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この日の走行キロ 約164km

5月7日(土)曇り



         気になる天気は?どんよりしているが雨は降っていない。7時に広島YHを出発。今日は日本海を北上し
         出雲大社に詣でてから、30年ぶりの友人と会うことです。雨の心配がなくR54、出雲街道を三次、琴
         引山と進み、出雲大社近くで休憩中、鳥取ナンバーのBMWさんと一緒になり、出雲大社まで一緒に走る
         こととなりました。道案内を兼ねでの伴走で助かりました。


出雲大社

縁結びの神様として有名な「出雲大社」この日も、結構式が行われていて、大勢の観光客から祝福されていました。ここで奉納神楽が踊られていましたが、おもわず高千穂で見た夜神楽を思い出しました。

さざれ石の由来
「君が代は千代に八千代にさざれ石の巌となりて苔のむすまで」この石は通稱さざれ石といわれ岐阜県春日村の産古今集に天皇の大御代の弥栄を寿ぎ祈りこの石の如くましませと詠われた後に一部改作されて日本の国家となりました。
学名は石灰質角礫岩で長い年月の間に溶解した石灰石が多くの小石を集結して次第に大きく生長したもので誠に目出度い石であります。
九州一人旅 361.jpg結婚式

九州一人旅 346.jpg神楽九州一人旅 358.jpgさざれ石の由来九州一人旅 359.jpgさざれ石


        今夜の宿は。倉吉の「YH香宝寺」、このYHは、お寺さんが経営しているところで東郷湖のそばにあります。
        R9号線を北上、宍道湖・米子を経由し海岸線沿いに進む。天候はどんよりしているものの雨は、大丈夫であ
        る。しかし、今日は寒い、今までの暖かさがなく、まるで北海道に戻ったような寒さである。30年ぶりで
        あった友人と遅くまで飲み歩き、時間の経つのも忘れるほど楽しい一時を過ごした。

    今日jの走行距離 約275km

5月8日(日)曇り


        ツーリングも最後の一日となりました。深夜0時30分の敦賀から北海道へ帰らなければなりません。
        いつもながら帰る日は、気が沈みがち。今度来れるのはいつになるのだろうか?YHを8時に出発、比較
        的短い距離をゆっくり走ります。まずは鳥取名物「砂丘」を見ることに。

鳥取砂丘

数人の観光客がいるだけで、ゆっくり砂丘を見ることができました。それにしても、砂丘の頂上まで上がるのが辛かった。昨夜の痛飲で喉が渇く。日本海を望み、もやが立ち込める海が綺麗だった。

鳥取砂丘(とっとりさきゅう)は、鳥取県鳥取市の日本海海岸に広がる広大な砂礫地で、代表的な海岸砂丘。山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、南北2.4 km, 東西16 kmに広がる。観光可能な砂丘としては日本最大で、一般に立ち入れない場所も含めると青森県の猿ヶ森砂丘に次ぐ規模を誇る。1955年(昭和30年)に国の天然記念物に、2007年(平成19年)に日本の地質百選に選定され、伯耆大山と並んで鳥取県のシンボルの一つとされている。
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九州一人旅 385.jpg九州一人旅 378.jpg九州一人旅 388.jpg

舞鶴地方隊

見学

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普通であれば、舞鶴から小樽へ向かうところ、今回はフェリーが定期検査のため敦賀から苫小牧へのコースとなった。舞鶴港の海上自衛隊舞鶴地方隊基地は日曜日とあって、一般公開していたので、迷わず見学にため立ち寄りました。イージス艦「みようこう」や「はつゆき」など護衛艦が整然と並ぶ様は圧巻である。


護衛艦艦上で

九州一人旅 403.jpg説明してくれた海上自衛官幹部の方に写してもらいました。
一通り館内を見学・・・と言っても中は見せていただけませんでしたが、甲板上にある装備を一通り見て回りました。


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日本が誇る短魚雷。旧日本軍から魚雷の性能は世界でもトップクラス。今でも潜水艦と魚雷は日本が世界をリードしている。


今日の走行キロ 約295km

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5月9日(月)晴れ

すべてのスケジュールを終え、0時30分の出発を待つ。この日、敦賀から苫小牧へ向かったバイクは5台、まだまだ、寒い北の大地へ渡るライダーはこの時期では少ない。情報によると、北海道の峠では雪が降ったとか?・・・苫小牧から滝川までの道のりが気にかかる。5月9日2030定刻通り苫小牧東埠頭に接岸、外を見るとなんと雨。カッパを引っ張り出し対応を図るも外気温4度、真冬並みに気温。滝川までのルートに峠はないものの心配だった。慎重に走るも一般道では対向車のライトで危険を感じ、岩見沢から高速に乗り10時30分無事自宅に着いた。今回も満足度120%の旅でした。

 本日の走行キロ数 約127km

全走行キロ数 約2424.3km