2014-ラストラン 稚内への一人旅




2014年の秋のツーリングで、まだ走っていない、オホーツクの海岸線をいつかは走って見たいと
思っていましたが、思い切って出かけました。

朝4時、まだ真っ暗の中を、ご近所迷惑を考え、自宅から民家の少ないところまで、相棒を押して、
エンジン始動。革のつなぎの上にもう一枚ライダースーツを着て滝川を出発しました。


平成26年9月14日〜15日 気温 10度前後 天候曇りのち晴れ



朝4時は、まだご覧のとおり真っ暗闇です。

この日、ライダースーツの上にもう1枚ジャンパーを着込んでの

出発でした。

ご近所迷惑を考え、少し押して民家の少ないところでエンジン

スタートでした。



とにかく寒い・・・

士別の手前、コスモスロードで小休止

きれいなコスモスが、道端にたくさん咲いていて、

ちょっと羨ましかった。滝川コスモスマラソンを

ちょっと思い出しました。
     
    寒くて、寒くて何度もとまり、」エンジン付近に手を差し伸べ

暖を取りました。

この分では、これがラストランになるかも?





 
     
名寄の手前、道の駅で小休止

ここの道の駅には大変おいしい大福餅があるのですが

時間がちょっと早く、残念でした。

結構、各地からキャンピングカーで寝ている人や

車中泊している人が、たくさんいました。

さすがにバイクは見当たりませんでした。



 
   
     
    これから、名寄市内をとおり下川町〜天北峠〜興部町にでます。

そこから北上し、稚内を目指します。

興部から浜頓別までの道のりは、今回が初めてです。

途中、景色や観光地をめぐりながらボチボチ走ります。

ちょっと北のほうに黒い雲が気になります。

 
     
実は、枝幸港で、友人がサケ釣りに来ていて、寄ることと

していましたが、つい走りに気をとられ通り過ぎて

しまいました。ウスタイベ岬の千畳岩です。



 
   
     
    7月には、カニ祭りが開催されるようですが、時期は過ぎ去って

いました。ここは大きなキャンプ場もあり、夏は最高かも知れません。

 
     
千畳岩を散策です。

これから行く宗谷岬方向を写真に収め、

この次にくるときは、キャンプと決めました。




 
   
     
    千畳岩です。

根室や九州宮崎の洗濯岩に似ていますね。

この日は、ちょっと風が強かったのですが、岬の

突端まで足を伸ばしました。



     
千畳岩を上からのぞいたところです。

ちょっと怖かったけど・・・・

岬の先端まで行って引き返しました。

これから一路、

エサヌカを目指します。
 
   
    ウスタイベ千畳岩に別れを告げ、北を目指しました。


 
     
浜頓別方面に向かっていると

左手に神威岬公園に看板があるのを発見

小休止したばかりでしたが、ちょっとよって見ることにし

進路を変更しました。


 
   
     
     湾の向こう側に見えるのが、神威岬?でしょうか?

ここには小さなトイレと駐車場があり、サケ釣りの人が

チャンピングカーで談笑していました。



     
神威岬の駐車場に大きなチャンピングカーが・・・

あこがれますね。

こんなんで日本一週して見たい。

大きなトレーラー型キャンピングカー

 
   
     
    神威岬公園を後にし、R238(オホーツクライン)を

北上・・・目に飛び込んだ風車。

反対側のオロロン街道にも、たくさんの風車が

立っていますが、オホーツク海側にも あることを

知りました。


     
北海道らしい道路に出ましたので、ちょっととめて

相棒を入れて写真撮影タイム

まるで、オロロン街道みたいな直線道路

こんな路を走りたかった。 
   
     
     右にオホーツク海を眺め、左に牧草地をみながら

快適に走ってきました。

あまりにもまっすぐなので、、車のこない時期を

みはらかって、シャッターを押しました。







     
海では、サケ釣りのさおが何本も・・・・・

テントまで張って、頑張ってるんだ。

ちょうどお昼近くなので、今時期はつれないのかな?



 
   
     
    風車を見ながらいよいよエサヌカにやってきました。


 
     
見てください、このまっすぐな路

ライダーが絶賛する北海道を代表する道路

ついにやってきました。


 
   
     
    ちょっと天気がいまいちでしたが、まあまあでした。

連休とあって、何台かのバイクとすれ違いましたが、

みんな大満足の様子でした。



 
     
稚内から根室方面へと流れる

ライダーたちです。

みんな手を振りすれ違います。

バイクの旅では、Vサインが最高ですね。



 
   
     
     Vサインのライダーさん


南を目指してます。
     
のどかな風景がありました。

この辺は牧場が多いようです。

右に海、左に牧場、絵になりました。

 
   
     
     こんな感じです。

のんびり走るに限ります。


     
猿払につきました。

ここには多くのオブジェがあり、

目を楽しませてくれました。

ここで昼食をと思っていましたが、

時間的にお客が多く、稚内まで我慢でした。 
   
     
     猿払ホテルに到着。

もうすぐで稚内です。

ここには、見る物がたくさんありました。


     
これはなんだかわかりますか?

帆立貝の岩です。



 
   
     
    猿払公園は、キャンプ場も兼ねています。

これは、何でも外国の船が遭難したときの

慰霊碑です。



 
     
北海道の開拓の父といわれた

松浦武四郎がここを訪れたときに宿営した

場所だそうです。


 
   
     
    猿払の緯度と経度示したモニュメント


 
     
ソ連の難破船を救助したときのモニュメント

 
   
     
    猿払公園の代表的な風車です。

オランダを思わせる、日本離れした風景画が

特徴です。

広大な土地にキャンプ場が併設されています。

この次くるときは、ここもいいかな?


 
     
酪農地帯を物語る牛のモニュメント

観光客がこれをバックに写真をとっていました。



 
   
     
    ホテルの前で、真っ白な大型犬

まるでフランダースの犬のようでした。

おとなしく、子供が寄ってもほえないおとなしい犬でした。

たぶん親子でしょうね。

 
     
さぁ〜つきました

宗谷岬です。

ライダーは端っこが好きですね。


 
   
     
    この日は、バイクの数がちょっと少なめかな?

天気は晴れ上がり、最高の天気になりました。

隣のバイクは女性ライダーでしたが・・・あっという間に写真

撮りに・・・いなくなった。

 
     
間宮林蔵の銅像です。

最北端の地、で写真をと少し待ったのですが

観光客が途絶えることなく、あきらめました。 
   
     
    写真を・・・・と人が途絶えるのを待っていたのですが、

残念ながら人が途切れることはありませんでした。

仕方なく散策を・・・・

 
     
ここにくると必ずよるであろうお土産屋さん

私もここで職場の皆さんにちょっとお土産を

調達

 
   
     
    宗谷丘陵をとおり稚内へと向かいますが

ここには見るところが結構あります。

ここで昼食を済ませようとしましたが、

予定していたラーメン屋さんは満員御礼

仕方なく、稚内まで我慢です。
 
     
大韓航空機撃墜事件の慰霊碑です

ここには、古くは大戦の犠牲者を祭る慰霊碑などが

結構あります。 
   
     
     宗谷丘陵の方向指示板

サハリンやハワイの方角と距離を知ることができます。

     
このオブジェはちょっとかっこいいものでしたが、

中のいい、アベックがこのオブジェからなかなか

離れず、近くに寄れませんでした。


 
   
     
    宗谷丘陵から見た、最北端の地。バイクが

ずらり並んでいます。

夜にライトアップされていて、大変綺麗と

聞いています。今度は夜にきたい。



 
     
宗谷丘陵の牧場の全景です。

遠くに海を望む絶景です。 
   
     
     同じく宗谷丘陵からの眺望です。

     
牧場で牛のえさロール巻きつくりの

真っ最中でした。

 
   
     
     宗谷丘陵をとおり、稚内市に入りました。

途中、自転車できていたチャリダーさんと一緒になり

コンビで簡単な昼食を済ませ、北海道遺産

「北防波堤」に来ました。


     
北防波堤のそばにあった

稚泊航路記念碑

 
   
     
    大型巡視船「れぶん」が停泊していました。

日本の巡視船の中でも大きい部類に入る「れぶん」

ゆっくりを錨を下ろし休んでいました。


 
     
稚内港から移動し、稚内公園に向かいました。

 
   
     
    おなじみの稚内公園「氷雪の門」

ここのシンボル的存在です。

ここからは稚内港や市内が一望です。

稚内にきたらここは外せないでしょう。


 
     
そしてこれが、樺太で殉職した郵便局

職員の最後の言葉です。

先の大戦の犠牲者です。

 
   
     
    稚内公園からぼんやりと港を見ていると

利尻・礼文からフェリーがやってきました。

結構なスピードで湾内に入ってきたので、内心大丈夫かな?

と心配していました。

 
     
しかし、上手い物です

きっちりと接岸しました。

思わず拍手喝采ものでした。


 
   
     
    稚内公園内の方向指示板

     
稚内公園、南極物語で有名になった

タロー・ジローの銅像です。


 
   
     稚内公園を後にして、ノシャップ岬に来ました。

定番のオブジェですが、今日は夕日を眺めにきました。

ちょっと時間がありましたが、他のライダーさんも夕日目当てに

続々集まってきました。

     
ちょっと時間がまだ早いようです。

岬に前にあるお土産屋さんでしょうか

お店に入って、品定め・・・・・

結構高い・・・・・・

 
   
     
     時間になり、今日一番の目的、ノシャップの落日


絵になります。


言葉が出ませんでした。

     
遠くに見える利尻富士と夕日が本当に綺麗でした。

何度か訪れ夕日を眺めましたが

今回ほど綺麗な夕日は初めてでした。

、 
   
     
    本日の宿、稚内ライダーステーション

ライダーは5人ほど宿泊していました。

 
     
お世話になったライダーステーション

綺麗な夕日を眺め、コンビニで夕食と

缶ビールを調達、翌日までぐっすりでした。

 
   






2014-ラストラン 稚内への一人旅

2日目



平成26年9月15日 天気 晴れ

昨日に続き、今日もいい天気。ついている。
稚内ライダーステーションでゆっくりしてから、もう一度稚内港を眺めてから帰路に着きます。
帰りは、日本海側(オロロン街道をとおり滝川に向かいます。



おなじみ「北防波堤」

ライダーさんがテント張っているようです。

夏は結構ここに泊まる人多いですよね。


稚内駅

以前来たときは、工事中でしたが、まったく様相が

代わり、駅らしくない駅でした。

函館本線の最終地点を示す線路だけは

当時のままでした。

残してくれたんですね。
抜海付近

これからオロロン街道に入ります。

まだ、朝もやで利尻富士は薄ぼんやりです。


ここはトイレつきの休憩場所

利尻副が眺められ、日本海の荒波が見える

ところです。

2階に上がると、稚内へ向かうライダーさんや

札幌方面に南下するライダーさんを

見ることができます。
ご覧のとおり南下するライダーさんです。

このライダーさんとは、偶然にもFBでお会いしました。

本州ナンバーでしょうか

北に向け一気に過ぎ去っていきました。

    北緯45度のモニュメント

本州のライダーの真似してN文字を作って

見ました・・・超恥ずかしい。


 
     
羽幌付近のオロロン鳥の

モニュメント

結構な大きさです。
 
   
     
利尻富士がわずかに顔を出してきました。

ちょっと雲が出てきたため、走るたび見えなくなってしまう。


利尻富士をアップにして写してみました。

たぶん、利尻富士を見ることができるのは

ここが最後かな?



    遠別、道の駅「富士見」

ここにはキャンプ場もあります。

少々休憩、ここで飲み物と軽く食べ物を調達


 
     
後もう少しで到着です。

小平の鰊御殿駐車場

 
   
     
    小平の鰊御殿、一部工事中でした。

こうして、2日間にわたる稚内一人旅は終わりを告げようとしています。

今日も無事でした。 ・・・この先でネズミ捕りでしたが、クリアしました。



2日間にわたるミニツーリングは、こうして終わりを告げました。
朝早くに出発し、寒い中を走り、思いのほか走ったツーリング。
走行距離役640hm、今回も無事故・無違反で終わりました。

中年らいだーの旅は、これからも続きます。


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