平成17年11月3日(木)晴れのち曇り
気温 13〜14度
今年の北海道は、例年になく暖冬で、いまだに雪が降っていない。
例年だと、雪虫が飛んで10日前後には初雪がきたものだが、
ライダーにとっては、嬉しい限りです。今日は最後になるであろう富良野
美瑛にラストランを敢行。革のツナギの上にもう一枚ライダー
スーツを着込んでの走りとなった。
酸味の強い山葡萄
午前8時半、まだ気温の上がらない内からエンジンに火が入る。
最後に乗ったのは何時だろうか?。イグニッションが廻らない。
しばらく乗っていなかったのとこの寒さでバッテリーが弱っているのか?。
3〜4度のセルでようやく低いうなり声を上げる。やれやれ・
1時間ほどで、富良野につく。最初に収穫の終わった葡萄畑を訪れた。
富良野ぶどう果汁。今日は、祭日でお休み・・・残念だが写真を撮って・・・次へ
富良野ぶどう物産店
既に収穫が終わり、ぶどうのかけらも見えない。
ぶどう畑をバックに
遠くの景色がボンヤリ、まだ朝早くなので朝靄なのかな?
休みなのを幸いに、正面玄関にどてっとバイクを置いて
はいパチリ
木立は既に紅葉が終わり落ち葉となって大地を飾っているのがほとんどでしたが
白樺の木は、まるで黄金の葉を付けたように金色でした。1時間程走ってきた
せいか、やたらオシッコが近い・・・・近くにトイレがない。!
仕方がない、近くのファーム冨田に・・・・・・
まるで、黄金の葉っぱのよう
ファーム冨田で捕まえた雪虫
我慢しながら10分ほど走り、ラベンダーで有名な「ファーム冨田」で、トイレを済ませたところ
「雪虫」が飛んでいました。何とかカメラに収めようと飛んでいるのを追いかけましたが、旨くいかず、飛
んでいるのを捕まえ、手のひらに乗っけて撮影しました。
観光客もいなく閑散としたファーム冨田。6月から10月にかけての賑わいは、いったい何処に
行ったのだろうかと思うほど、訪れる者がいない。
賑わった出店は閉まっていて、永い厳しい冬に耐えるかのように扉ががっちりと閉まっていました。
閑散としているファーム冨田
寂れた、ファーム冨田を後にして美瑛に向かう。
途中トリックアートで休憩
開館から8年目を迎える今年は入館者数延べ100万人に近づく勢いだそうです。
トリックアート美術館の特徴は、何と言っても「写真が撮れる」「触れる」ことです。
ルネッサンス時代の名画を、身近に楽しく体験することができ、年齢層・絵画知識に関係なく、
家族でもカップル・友達同士でもそれぞれの楽しみ方ができるのも人気のポイントのようです。
入場料は1300円程
こんな林の中を走ると本当に気持ちがいい。寒さも何のその、今年最後の走りに満足です。
美馬牛から拓真館へ向かう途中で
拓真館全景、ここには美瑛を全国に知らしめた前田真三氏の写真館で、パノラマロードの中央、
間宮の丘の上にあります。周囲は千代田公園としてラベンダーや白樺が植えられ、またすぐ近くに
ひまわり畑もあり華やかな夏を映します。近年は観光客が急激に増えたため最盛期には絶え間なく
観光バスが往来し小さな写真館の中は満員電車のなかの様に混雑するのもしばしば。
写真館の中ではポストカードや名刺カード、カレンダーなどが販売されている。
廻りには白樺の木がたくさん植えられていました。
ここも訪れる人は既に少なく、ひっそりとしていました。
白樺の道として遊歩道があります。秋のふかまった落ち葉の上を歩くと
「ぱりっ」と音が・・・・「枯葉」が聞こえてきそうな、静かな時間がここに・・・
新栄の丘、春から秋にかけて季節季節の草花が咲き
観光客を魅了する。ここにも、シーズン終了の足音が・・・
新栄の丘から眺めた美瑛の丘、夏ともなると畑に咲く色とりどりの
色彩が目に飛び込んでくる。今は来年のための準備が・・・・・・・
小高い丘にペンションが、・・・・土地とお金があったら・・・・
いつかはこんな所に住んでみたいと・・・・夢のまた夢・・・・・
さて最後は、あのドラマ「北の国から」で雪子おばさん(竹下景子)がおみやげ屋さん
として登場したニングルテラスです。、今も大勢の観光客が来ていました。このニングルテラス
の奥に新たな人気スポット「森の時計」があります。
既に紅葉は見頃を終え、落ち葉となっていましたが、超人気のスポットはいつ来ても時間待ち、
5回目でスムーズに入れたのは1度だけ、夏の間は30分は普通で、中には1時間以上
待った人もいたとか・・・・・
この人気は当分続きそうです。
こうして、2005 ラストランは富良野・美瑛を最後に終わりました 来年また、新たな出会いと感動を求めて私のツーリング・ロードは続きます。 2006年の4月にまた、お目にかかりましょう グッドラック!! |
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