積丹一人旅
期 間 : 17.8.7〜8.8
経 路 : 滝川〜千歳〜倶知安〜積丹〜小樽〜滝川
好天が続く北海道。ツーリングに最適なシーズンを迎えた。
ライダーにとって嫌な雨がなく暖かで、風は爽やか・・・
絶好の旅に、今回は自衛隊千歳基地の航空ショーと
海上自衛隊の護衛艦乗船の機会を得た。
久しぶりの1泊のキャンプツーリングに気がはやる。
17.8.7(日)晴れ
朝5時30分、キャンプ道具を積んで自宅を出発。R12号線を岩見沢〜三川を経て、今日行われる
航空自衛隊千歳基地に向かう。途中コンビニで腹ごしらえしている時、上空に早くもF15が飛び
上がっている。7時前なのにと思いながら基地のゲートへ・・・・なんともうゲート前は車の長い列、
バイクの強みで、前へすり抜け。いつものバイク専用の駐車場に案内されると、既に5台ほどの
バイクが来ていて、本州ナンバーも見える。ブルーインパルスの曲技飛行が目当てなのか?
とりあえず、ここで厚いツナギの上を脱いで、Tシャツの涼しい格好でエプロンへ
駐機場には、航空自衛隊のほとんどの機種が所狭しと並び、盛んに親子がシャッターを切っていた。
陸上自衛隊のヘリも展示されて・・・・・左は対戦車へリAHー1(ヒューコブラ)真ん中はCH47(チヌーク)
左からC−1輸送機、P3C対潜哨戒機、早期空中警戒機(ホークアイ)
日本が誇るアクロバットチーム「ブルーインパルス」(青い衝撃)と
三沢所属のF16戦闘機(ファイテングファルコン)
F15(イーグル)とF2
政府専用機この基地の2機常駐している。救難機から飛び降りた救助員
救難ヘリによる救助訓練とF15による戦技飛行。
空中機動力が優れているF16による戦技飛行。
あまりの暑さに、格納庫でしばらく休んだが、いても立ってもいられず、とうとうブルーインパルスの
曲技飛行まで待てず、基地を後にし、倶知安へ向かう。
支笏湖の横をとおりフォレスト276で休憩。ここでは大勢のライダーが休憩していました。
喜茂別を通過し、吹き上げ公園で休憩後、パノラマラインに向かうも雲行きが何となく怪しい
期待していたパノラマラインは霧で全く走れず、のろのろ運転。道の駅「岩内」で休憩し、一気に
積丹に向かう
雲が厚くたれ込めてきたが 何とか雨はなさそうだ。以前反対廻りで来たときは天気が良かった記憶
が残っているが・・・今日のキャンプ地を何処にするかまだ決めていない。適当なところがあれば
どこでも・・・と行き着くところまではしることに。
積丹岬を通り過ぎ余市から少し小樽よりの所に、砂浜で比較的すいている場所を見つけ、テントを
張ることに決めた。丁度、陽が落ちる寸前で、ビール片手に夕陽を眺めながらの至福の一時でした。
明日は、小樽で護衛艦の乗船、午後からなので時間はたっぷりある。
今日の走行キロ 281 km
17.8.8(月)晴れ
深夜、雨のぱらつく音で目が覚めたものの、朝起きてみると晴れ模様。今日も暑くなりそうな気配。
誰もいない砂浜を散歩する。朝の澄み切った空気と潮の香りが新鮮だ。
3年前の10月に撮した塩谷海水浴場付近、水の色がエメラルドグリーンで綺麗でした。
この日は生憎ガスがかかり、以前の写真を掲載しました。
余市宇宙記念館で一休み。まだ開館前の時間帯でしたが、ライダーやキャンピングカーが駐車
していました。中にはテントを張って休んでいる本州組ライダーも・・・小樽港について1030分発
の新潟行き「ゆうかり」が出港準備中でした。何度かこのフェリーで本州に渡ったのが思い出され
ました。
小樽について、バイクを置き、久しぶりに歩いて街を散策。おきまりの運河にも行って来ました。
小樽の特長は赤煉瓦の倉庫を改装して、おみやげ屋として使っているところが多く、どっしりとした
おもむきのある建物が多い。
オルゴール堂の前にある常夜灯とメルヘン広場の塔、夜ともなるとライトアップされ、とても
メルヘンチック
オルゴール堂前に立っている珍しい蒸気時計。小樽はガラス工芸の街でもある。街の中の
至る所にガラス細工が見られる。
職人技、目の前でガラス玉をあっという間に仕上げていく。匠の世界を垣間見た気が・・・・
三色ソフトクリーム、このほかに7段ソフトもあるとか。 メルヘン広場を韓国ツアーのご一行様が
賑やかに通り過ぎていきました。
定番の「小樽運河」と新潟に向け出港した「ゆうかり」
この後、護衛艦に乗船です。
この船に乗ります。護衛艦「ゆうばり」
この日の、体験航海は、抽選により選ばれた人しか乗船できず30通ほどの応募で1名当たるか
どうかの狭き門、この人達はみな強運の持ち主かと・・・乗船風景
レーダーを覗くお客さん。艦橋で親切に答えてくれる乗組員
赤い座席は、艦隊司令官の席。この日はお客さんに座らせてくれるサービスも。伝送管を使用して
の通信訓練?・・・航海長の笑顔が素晴らしかった。
操舵室。計器が壁一杯立ち並ぶ操縦席に座って操縦桿を握る一般客。右の写真は隊員食堂
やはり、艦内は狭い。、混んでいるときは立って食事するそうです。
狭い階段を上ったり、降りたりで1時間の体験航海はアットいう間に終わりました。
好天に恵まれ、穏やかな航海でした。
「面舵一杯」急旋回で小樽港に進路を取る護衛艦「ゆうばり」。体験航海が終わり下船する体験者
皆、満足の笑顔が・・・・海上自衛艦内で生活する隊員の皆さん、頑張って下さいと祈り、艦を離れました。
こうして、1泊2日の千歳基地と海上自衛隊護衛艦の体験航海が終わりましたが、ツーリングと
いうより自衛隊見学ツアーとなりましたが、私にとっては今年2度目のキャンプツーリングが心に
残る旅でした。
今日の走行キロ 約 135 km
全走行キロ 約 416 km