自衛隊員の献身と 決死の活躍が、 過酷な不安に被われた 福島、
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未曾有の大震災!広大な地域での、悲惨かつ無惨な被害を救援する為、陸、海、空
10万7000人!の自衛隊が編成。(阪神大震災は1万9000人)ヘリ200機、固定翼機300 機、艦艇50隻が結集。後方支援を加えれば、その規模、全自衛官の8割18万人。災害 派遣史上最大。 陸自東北方面総監の指揮統制下に治める、一元化もかつてない。 膨大な動員力を駆使し、発生以来、不眠不休で 悪魔の爪痕と闘う。 世界からの、『日本がんばれ』コールの中、日本沈没を密かに待ち望んでいる敵国が ある。中国。東シナ海、日中中間線付近,南西諸島西側で、中国海洋調査船の搭載ヘ り『Z9』が、警戒監視中の海上自衛隊護衛艦『いそゆき』に急接近。 国際慣例上の禁止距離を大きく破り2周。何と!今日まで3度! ロシアも、戦闘機SU28と電子戦機An12の2機が、北海道西方から、日本海 防空識別圏を侵犯。即刻!航空自衛隊戦闘機が、緊急発進(スクランブル)。 これも、3度に渡る! 日本の大規模災害遭遇時に、中露ともに、甘い言葉・援助をちらつかせながら、今日 迄3度の挑発行為。自衛隊が力の8割を災害救助に懸命な時、敵侵入時の反発力偵 察は、ならず者国家の本性。民主党外相は、『災害時のお見舞いの心を信じたい』と、 抗議せず!さすが!我が国の中露属国化を喜ぶ民主党外相!国を護る責任感、緊張 感ゼロ。民主党に一票いれてない国民有志は、戦後最大の非常時の、中露の卑劣な 挑発行為は脳裏に留めるべし。 大震災当日!11日PM30時40分海自横須賀基地から、護衛艦『はるさめ』直ちに出航! 続いて16隻の艦艇、次々と出航。更に、福島第一原発で、『原子炉冷却機能喪失』事故 勃発!即刻、核・生物・化学兵器のテロ攻撃対処の中央特殊武器防護隊(中特坊)専門 部隊160人が、放射能漏れに備えて、緊急出動。 12日午前5時。茨城県北部と三陸沖に海自到着。即刻ヘリを発艦させ、高台の孤立者を 救助。さらに港湾施設に取り残された住民を小型艇で救助。…が、福島・相馬港、岩手・ 宮古港は、津波で流出した家屋や流木が港内に埋まり、水深不明で接岸出来ず。支援 物資はヘリでピストン輸送。大型輸送艦『くにさき』搭載のホーバークラフト型上陸用舟艇 の到着まで物資輸送は延期。 13日東京電力の要請で、冷却用海水を汲み、原子炉格納容器へ放水作業開始。更に、 不測の事態の、作業員避難誘導に備え、陸自中央即応連隊が、原発近くに待機。化学 防護車、軽装甲機動車3両は道路状況チェック。一方、仙台市の現地支援部隊指揮組 織、『統合任務部隊』が、陸自仙台駐屯地と、空自松島基地を拠点として、全国からの 支援物資を集積、管理と被災地への輸送を一体化。100人で24時間体制の振り分け作 業も…。 即日、ガソリンの備蓄を取り崩し、ヘリ、輸送機、トラックのフル稼働で、各避難所への敏 速な輸送を開始。 13日未明『トモダチ作戦』部隊米軍空母『ロナルドレーガン』他強襲陸揚艦等計23隻の 艦船。C130輸送機・CH46輸送ヘリコプター計113機。海兵隊16000人。三陸沖・日本海 と被災地周辺に配置完了。頼もしい。 即日!自衛隊司令部仙台駐屯地に、『日米共同調整所』開設。朝夕二回、部隊展開を 映すスクリーンを見て会議。正午!、孤立無援の1600人を、ヘリで空輸。地上でも、瓦 礫の山を取り除き、埋もれた方々を救い、避難所に運び、遺体の搬送も…。 翌14日午前11時過ぎ、水素爆発!事態急変!3号機の原子炉建屋が吹き飛ぶ!建屋 の距離20?で作業中の、放水車3台に分乗した6人に、吹き飛んだ外壁のコンクリート片 が直撃、大破した車から全員自力で這い出したが、4人が足の裂傷!直ちに病院に搬 送。外壁の破片魂が1メートルずれて落ちたら…、ゾッとする奇跡の生還。チェルノブイリ! スリーマイル!日本沈没を想像させるメルトダウンの危機!原子炉建屋の上空からヘリ コプターでの、放水要請に答え、世界が注視する中、高濃度な放射線漂う上空。自衛隊 大型輸送ヘリCH47。パイロットは防護服、防護マスクを装着。コックピット床に放射線を 防ぐタングステン製シートを敷き、機体の下には、『野火消火器材』を、長さ10?のケーブ ルに吊り下げ、隊員は腹這いで、中央の穴から見定めながら、仙台空港沖で海水を汲 み上げ、建屋の上空で放水する。別動隊には、放射線量計測用多用途ヘリUH60が、 東京電力社員を乗せ、放射線量を計測。高度30?で毎時250?・シーベルトを観測。 もう一機の任務を指揮するCH47から、100?からの投下命令。難易度も、危険度も想像 を超えるアクション。午前中2機が各4回敢行。午後より高い放射線が計測される建屋50? からの放水を決定。陸・海・空消防車両が常磐道・四倉パーキングに11台が結集。中で も『大型破壊機救難消防車A-MB-3』は屋根に取り付けられたノズルから、毎分6トン放 水可能な、特殊消防車。 異例の緊急事態。走りながら作戦計画。当初は海まで繋いでの放水予定が、現地の放 射線量が高く、車両を5台で放水。隊員は戦闘服の上に、放射性物質の粉塵・ウイルス 防止衣服着用。又その上から、ガンマ線を13%防ぐ『偵察要員防護セット』を着用。厚さ 3?の鉛板が生地の内側に挿入の20?の放射線防護服を着込み、3キロの鉛いり手袋。目 を守るゴーグルも、鉛入りのガラス使用。更に累計の放射線量が基準に達するとブザーが 鳴る線量計を胸ポケットでの放水。 目標は3号機。使用済み核燃料一時貯蔵プールへ…『一号車命中』『2号車命中』と、CR F司令部に連絡が入るも…、残念ながら成果不明。 翌15日。更に10?20?に接近。防護服で防げる放射線は限定的。想定を超える過酷な 状況下、化学防護車の中から勇猛果敢な中特坊隊員が、被爆線量を計りながらの作業 だ。更に、自治体要請に答え、原発から50数キロの駐車場に、陸自第11旅団化学防護隊 員が、白衣とマスクで身を固め、シャワーを備えた車両で、原発近隣の住民110人の衣服 等に付着の、放射性物質除染作業。続く16日もたつく政府尻目に、経団連の要望で、自 衛隊駐屯地に食料、水、生活用品等救援物資を持ち込めば、避難所へ運ぶ仕組み整う。 18日震災8日後!被災地への物資の輸送が滞る中!初めて政府調達灯油、軽油がドラ ム缶各100缶、計缶200缶。自衛隊トラックで、南三陸、石巻被災地に向け輸送。ガソリ ンや暖房と灯りがないのは、被災者の厳しい耐久生活に、不安も試練も増幅させる。政 府はガソリン備蓄が充分あったのに、震災後一週間以上も、ガソリンと物資送を滞らせ た。原因は三つ!ガソリン・灯油・軽油を備蓄場所から輸送するタンクローリーとトラック の大規模調達が必至にもかかわらず、民間業者に任せっぱなしでだった。 その2 緊急車輛に限定された、高速道路走行許可書の取得手続きが煩雑過ぎた。タンクロー リーなら、確認は容易い。高速料金所係員が、入り口で渡す事に改善。 三つ目は、被災地から帰途のガソリン調達が出来ず動けない。行政のプロなら誰でも気 づく常識。いざと言う時に官僚も動かす知恵もない未熟な菅。未曾有の大震災を受け、全 て自衛隊に、『おんぶに抱っこ』 軍隊を疎かにしてきた政権の、危機管理能力の脆弱さが、逆に被災者支援と原発事故の 『二面作戦』を展開出来る自衛隊の実力。第一線任務から補給迄、自力で行う能力、『自 己完結型』組織の『存在感』を際だたせたのは皮肉。 原発の海水投下時、北沢防衛相が『首相と私の重い決断だ』と政治主導を強調し、最後 に『統合幕僚長が自ら判断し決心した』と二枚舌。最終責任を幕僚長に押し付けるみっと もなさ。隊員に危険がある時、最高司令官たる首相が『私の命令』と全責任を取る覚悟を 見せなければ、士気は上がらない。 記者会見でも菅は、『全身全霊、命懸け』と見栄を切る! 本当に『命懸け』なのは、いつ起こるか知れないメトロダウンや高濃度放射線の被曝と戦 いながら、屋外テントで仮眠、不眠不休で原発事故処理・不明者の捜索救難・遺体搬送・ 被災者支援・物資輸送・復旧作業等々、肉体的・精神的疲れは『極限』誰から見ても『命 懸け』は自衛隊。 隊員を死の危険に向かわせる時の、自衛隊の最高指揮官、内閣総理大臣に必要なのは、 『責任感』と『誠』だ。常識のない菅は、『自衛隊の皆さんに心から感謝申し上げる』と述べ た。 命懸けの自衛官を動かすのは、感謝に非ず。『名誉』だ!『危険な任務を遂行した自衛官 を、国民と共に誇りに思う』と言うべき。覚えとけ! 防衛相に至っては、ヘリ乗員を労う言葉を一言も発しなかった。 菅も地震発生以来、防衛省激励に一度も訪れていない。 北沢防衛相も『今ほど自衛隊が身近になった時はない』とお世辞を言うが、ならば、なぜ 震災ボランティア担当首相補佐官を、辻元にした!この女はブログに『自衛隊と言う組織 がいかに人道支援に適してないか』と書いた。 カンボジアでの自衛隊活動視察時。へとへとになって疲れ切っている自衛官に、ピース ポートの仲間を率い、『あんた!そこに(胸ポケット)コンドーム持ってるだろう!』卑猥な ヤジを飛ばした。 自衛隊を軽蔑し、暴力装置呼ばわりした仙谷を、被害者支援担当副官房長官に起用した のも、自衛隊の神経を逆撫でする人事だ。暴力装置と国会で呼ばれながら、連日連夜! 過酷な作業に歯を喰い縛り『日本の為に、東北の為に』命懸けで働く自衛隊員は、どんな 思いで受け止めているだろう? 日教組が以前もやったように、学校で自衛官の子供を『暴力装置の子!』といじめる可能 性もある。今は、国民全体が一丸となって戦うべき『戦争』だ。戦闘こそないが、敵は大自 然と放射線だ。死者、行方不明者が2万人以上。数十万人が被災し、通信、流通が分断さ れ、被災地は水道・ガス・電気も破壊され、自衛隊の半数と米空母・沖縄海兵隊が闘う。 国民を護る戦争に勝つには、強力なリーダーシップ、凛とした指揮命令、豊富な資金と国 民の支持が不可欠。 戦後最大の危機に直面した、1億3千万人の国民は、過去66年の『平和ボケ』から目覚め、 心を一つにして、家族を大切に、生まれ育った郷里を慈しみ、国を誇り、世界の範となる日 本人を再構築する為の、第二次大東亜戦争なのだ。 |
これは、俳優「津川雅彦」氏によるブログから転載させて頂きました。 自衛隊の活動を、実に観察されていて、的を得ている文書に拍手・喝采でした。 国民の中にはこうして理解して下さる方も大勢おります。 もくもくと努力してきたことが認めら、OBとしてこんな嬉しい事はありません。 現在、災害派遣中の現職自衛官が、地元の部隊に無事帰還されることを切に 祈っております。 なお、「津川雅彦」さんのブログは、http://www.santanokakurega.com/です。 どうぞご覧下さい。 |