平成24年度滝川市水防総合訓練に
札幌隊友会滝川支部が参加



平成24年6月30日(土)天候晴れ気温30度


6月30日(土)札幌地方隊友会滝川支部(支部長樋渡喜久男)は、30度を超える真夏日の中
滝川市など17団体機関が参加する水防総合訓練に参加しました。

大型台風の到来により、降雨量は300ミリを越え、今なお時間雨量30みりの大雨が振り続い
ている。このため石狩川、空知川及び熊穴川の水位は、午前9時39分に氾濫注意水位に、
午前9時43分には、避難判断水位に達し、災害対策本部が避難勧告を行い、住民が避難す
るという想定で訓練がはじまりました。


隊友会滝川支部の訓練内容(任務)は、住民避難に出動する自衛隊車両の誘導と避難住民が
円滑に避難場所へ移動できるようサポートすることでした。
樋渡支部長以下15名は、示された避難地域に分派派遣され、お年寄りや子どもが自衛隊の輸
送支援する高軌道車や装甲車への乗車を手助けし、安全に出発させる誘導任務でした。
支部会員の活躍と訓練の終始をお伝えいたします。
画像提供:割出広報部長




滝川支部会員集合(08:45)
支部長から訓練の細部について説明があり
それぞれの場所へ向かいました
訓練開会式の風景滝川支部の会員は最左翼で
参加していますが大部分は既に避難地区に移動
開会式 A地点、泉町福祉会館付近で
避難所に向かうため自衛隊車両をまつ住民
パトカーに先導され、避難所へ輸送する
自衛隊車両が到着
住民に乗車要領を説明する自衛官
高軌道車に乗り込む避難民を
サポートする隊友会員
乗車完了を「確認し、避難場所へと
誘導する支部会員
     
避難住民は約100名、使用車両は自衛隊の高軌道車10台
装甲車2台、マイクロバス及び大型バスが準備されました。 

(A地区のみ)
     
 乗車完了した避難民
この日はとても暑く車の中は
相当な温度でした
  乗車中の避難民、荷台が高いためご婦人は
自衛隊が用意したからの弾薬箱を
踏み台にして乗車します 
     
 乗車中の避難民、中は相当暑い   乗車完了、出発を統制する支部長 
     
収容された避難民は、パトカーに先導され、次の収容場所へと
移動し、更に避難民を収容して避難場所に向かいます。 
     
 誘導する隊友会員   C地点ー元開西会館での避難民を収容し
装甲車に乗車させる支部会員
 
     
 避難民収容   状況は、逐次対策本部に報告されます。 
     
 炊き出しに使用される
自衛隊の炊事車
  パトカーの緊急サイレンの誘導のもと
対策本部(避難場所)に指定された
地域に到着 
     
自衛隊車両による避難民を乗せた車両が
続々と到着 
     
車両から避難民が下車し、示された避難場所へ誘導します。
下車の補助に当たる隊友会支部会員 
     
滝川支部の大きな任務は終了し、事後はそれそれの
分野で訓練に参加します。背中の隊友会の文字が印象的でした。
写真は、避難民を避難場所に誘導している模様です 
     
 11施設が保有する自走架柱橋
後で訓練展示があります。
  避難民となった住民は、これから
行われる消防、自衛隊などの
水防訓練展示を見学します。
 
     
 救助をまつ市民の想定   救助に向かう消防、レスキュー隊員 
     
 救助を求める住民を確保
しっかりとロープを掛けます
  しっかり確保 
     
 救助成功です。
この間十数分で救助が完了しました。
  見学者からは拍手が起きました。 
     
11施設(真駒内)が保有する自走架柱橋の展張訓練
10mの橋を僅か数分で展張します。
1セット6台60mの能力があり、セットをつなぎ合わせ
数百メートルの橋を架けることも可能です。
     
展張完了(10m)の橋が出来上がる   この大がかりな作業を僅か4名で行います。 
訓練展示を終了し、完了報告する自衛隊
     
 国土開発局が保有する自動土嚢作製機
これは始めてみましたが、なかなかの
機械で注目を集めていました。
  訓練状況を見守る支部会員 
     
展示会場を見学する支部会員    閉会式に参加する隊友会
滝川支部会員 
     
閉会式に参加する隊友会会員(向かって右側) 
     
 閉会式で講評を受ける訓練参加者
向かって右、滝川支部会員
  解散後、自衛隊員による炊き出し
カレーライスの試食を最後に訓練が
終了しました。
 
     
炊き出しのカレーライスを食べる訓練参加者
自衛隊の皆様もお疲れ様でした。
PKOで南スーダンに隊員を派遣している中
での訓練参加、本当にお疲れ様でした。




こうして朝早くから午後1時30分までの訓練参加でしたが
無事終了し、隊友会の存在ここにあり、大いにPRが出来た
絶好の機会であったと思います。これからも機会あるごとく
隊友会のロゴが入ったジャンパーを着て、自衛隊をバックア
ップしたいと・・・今回の訓練の中で「隊友会」をこのように紹
介されました



ただいま、避難訓練を行っておりますが、住民の皆さんがこの川の科学館
まで安全に避難できますように、滝川警察署の方々が、パトカーでの先導
を行っております。また避難所各所には隊友会の方々が安全誘導を実施し
ております。
隊友会は国民と自衛隊の架け橋として相互理解を深めることに貢献して
おり、日本の平和と発展に寄与する組織として活動しています。






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