(公益社団法人)札幌隊友会滝川支部
札幌地方隊友会(会長 和田良作)は、令和5年11月4日、北海道立道民活動センター(かでる2・7)において、防衛省防衛研究所研究幹事 兵藤慎治先生と元陸上総隊司令官 高田克樹先生をお招きし、第43回札幌防衛セミナーを開催した。
今回のセミナーは、ウクライナ戦争から日本の安全保障を学ぶという視点で、兵藤先生は「ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃「を演題として、国際社会が受けたこの戦争の衝撃、戦況の様相と今後の注目点、そしてこの戦争が日露間の安全保障にどのような影響を及ぼすか等についてお話をいただいた。高田先生は、「ロシア、台湾そして日本」という演題で、ロシアによるウクライナ戦争が日本を取り巻く安全保障にどのような影響を及ぼすか
、特に2本は、ロシア・中国・北朝鮮と国境を接しており、非常に厳しい環境に置かれている現状をお話しされた。
兵藤氏経歴:1968年 愛媛県生まれ、上智大学大学院卒
1994年 防衛庁防衛研究所採用
1996年 在ロシア日本大使館政務担当専門調査員
2007年 英国王位総合国防安全保障問題研究所客員研究員
2016年 内閣官房国家安全保障局顧問
2020年 防衛研究所政策研究部長
2023年 防衛研究所研究幹事
高田氏経歴:1968年広島県生まれ、防衛大学校卒
2007年 第71線社連隊長
2016年 第2師団長
2017年 陸上幕僚監部陸幕副長
2018年 東部方面総監
2019年 陸上総隊司令官
2020年 退官、退官後東芝インフラシステムズに勤務
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ロシアによるウクライナ侵攻の衝撃
日本の安全保障