中部・北陸・関西一人旅
期 間 : 平成16年4月29日〜5月9日(11泊12日)
経 路 : 滝川〜小樽〜新潟〜諏訪〜高山〜能登〜金沢〜倉敷〜
善通寺〜大阪〜姫路〜舞鶴〜小樽〜滝川
職場の上司の配慮で、長期休暇が可能になった。 冬の半年間に練ったツーリング計画が、 にわかに現実を帯びてきた。 今がチャンスとばかり、老いた体にムチが入る。 目指すは、中部・北陸・関西!イザ出発 |
jジャンプ : 北陸自動車道・渋峠・草津温泉・諏訪(高島城)・諏訪大社・松本城
白骨温泉・豆腐ステーキ・飛騨古川の白壁・飛騨古川YH・白川郷
能登海岸・九十九湾(漁火YH)・伴旗祭り・
平成16年4月29日(木)晴れ
小樽港フェリ−乗り場、乗り込みを待つライダー
昨夜の内に準備した荷物を積み込み、朝6時自宅を出発 9時過ぎには小樽のフェリー |
本日の走行キロ 約 114 km
4月30日(金)晴れ
新潟に定刻の4時30分到着、北陸道を一路上越を目指し南下する。雪を抱く遠くの山々を見ながら相棒のCB750は快調に走る。風は日本海から吹き上げるひんやりした風が、気持ちいい。 実は北海道を立つ前に、東北・北海道にときならぬ寒波が押し寄せ、大きな峠が雪に覆われたという情報が入っていた。草津に向かう渋峠が昨夜までは通行止めだった。も しこれがダメであれば草津を諦め、大きくルートを変更せざるを得ない。とりあえず、上越JCTで情報入手しなければ・・・・・ |
渋峠 渋峠
上越JCTで情報を収集すると、今日から開通と言うことで かろうじて通行可能。ホット胸を
なでおろしました。写真は道ばたに雪がのこる渋峠山頂からの眺めです。空気が透き通った
ようにひんやり、残雪が残る山々が、暖かく迎えてくれました。
渋い峠を過ぎてすぐに、もうもうと湯気を吹き上げている「平塚大噴水」がありました。あまりにも 珍しいので、カメラに収めてきました。峠を下りると左手にエメラルドグリーンに輝く「湯釜」が 見えましたが、バイクを降りて歩かなければならないようなので、パスして草津温泉街で 名物「温泉饅頭」をパクつきました。本来であれば、湯もみ等を経験し温泉に浸かりたかったのですが 今夜の宿がある、諏訪までたどり着かねばと、草津を後にしました。 |
諏訪湖のそばにひっそりと諏訪「高島城」が建っていました。高島城は諏訪湖に浮かぶ 「浮城」といわれ、 1598年に日根野織部正高吉が設計し、完成したもの。 明治時代に 撤去されたが、昭和45年春に再建復興している。 現在の本丸には3層の天守閣があり、 二の丸跡は庭園となっている。眼下には諏訪湖が広がり、遠く、富士山・八ヶ岳・穂高を 遠望できる。 平城としては、国内最高の海抜(約760メ−トル)にある。 右はこの日の宿 「スワコ遊遍館YH」の手作りの談話室です。ここの談話室は本館と離れているため、遅く までミーティングに花が咲きます。ここで大阪のXJR1300の「S」氏に出会う。彼とはこの年 の夏、北海道で再会となるとは、夢にも・・・・ |
この日の走行キロ 約 368 km
5月1日(土)晴れ
全国に分布する御分社は一万有余社を数えお諏訪さま、諏訪大明神と親しまれ、敬まわれつゝ 巾広い信仰を有し、御神徳の数々、枚挙にいとまありませんが、古くからある信仰には雨や 風を司る竜神の信仰や、水や風に直接関係のある農業の守護神としての信仰が著名です。 また水の信仰が海の守り神となり、古くからある港の近くには必ずと言っても良い程にお諏訪 さまがお祀りされております。 生憎と訪れたときには既にお祭りは終わっていて残念なことをしました。 早朝6時過ぎに、遊遍館YHを出発 諏訪大社でお参りしてから飛騨高山に向かいました。 |
R20号線からR19号線を経由して松本市に到着、早速国宝の松本城を見学。 松本城(まつもとじょう)は長野県松本市にあるお城で、天守は国宝に指定されている。全体的に 黒いため、別名鴉城(からすじょう)と呼ばれ、昔は深志城(ふかしじょう)とも呼ばれていたらしい。 |
松本からR158号線(野麦街道)を上高地方面へ進路を・・・憧れの乗鞍岳が目の前である。 今は、環境問題で直接乗鞍スカイラインは乗り入れ禁止、本来であればスカイラインを経由して 高山にと思っていたのだが・・・でも人気度のNO1の白骨温泉に浸かり満足でした。 ここのお湯は、後に入浴剤混入が発覚!。しましたが、乳白色でお湯は柔らかく私にとっては 良い記念になりました。立て看板に「撮影禁止」があるのを知らず、堂々と撮していましたが、 看板に気がつき、慌ててその場を去りました。 |
入浴後の心地よい風を受けながら、安房峠にかかる。安房トンネルは平成9年12月6日開通 |
安房峠の開通で距離・時間の短縮、安全性の向上や信州と北陸地方の交流の促進等多くの |
高山市内の混雑を避け地元のライダーの間では有名な旨くて安いボリューム満点の「国八食堂」 に駆け込み、お勧めの「豆腐ステーキ」を食べました。アツアツの味噌がたっぷりの豆腐ステーキ は大満足でした。 |
この白壁が気に入りました 堀の中には鯉が悠然と泳いでました
今夜の宿の飛騨古川YHの近くに、白壁が続き北海道ではほとんど見ることのない |
「飛騨古川YH」、ここでワインカラーのZZRさんと出会いました。 北海道を出る頃にはまだ咲いていなかった桜をここで見ることが出来ました。 本州の桜は花が大きく、本当に綺麗です。 |
今日の走行キロ 約 201 km
5月2日(日)晴れ
このYHには大勢のライダーが宿泊していていました。R360線、越中西街道 |
高山から白川街道を経て「桜の郷荘川」へ、「桜ソフト」が有名ですが、さすがにこの時期に 食べる人は見あたりませんでした。荘川を通過し、合掌造りの「白川郷」へ急ぐ、 御母衣湖を右に見ながら快調に走っていると突然開けた御母衣ダム、 石を積み上げて出来たような変わったダムでした。 |
遠くにアルプスが見え、合掌作りの白川郷に到着、来るときに言われた、 渋滞はなく、以外とすんなり着いてしまった。GWなので覚悟はしていたのですが・・・・ しかし合掌造りの家並みの付近は観光客が多すぎ、バイクが全く進まない。何とか 停めて写真に収めるも、人が入らない構図を待つとなると時間がかかりすぎてしまう。 適当にシャッターを押して、混まないうちに次の目的地へ・・・ |
いよいよ、海岸線を走る。今夜の宿、「能登漁り火YH」に向かう。途中美しい海岸線を走るも 停まって写真に収める時間がない、氷見のコンビニでおにぎりで腹ごしらえ。 食べては、ひたすら九十九湾を目指す。 |
複雑な地形で、見事な景色を見せる九十九湾。「漁火YH」を探すもなかなか見つけられず、地元の 漁師さんに聞いてようやくたどり着いた。早めに来たのが正解だった。暗くなるととっても見つけ ることは困難と思われた。 YHは、海のすぐソバで、魚も旨かった。、 |
この日は石川県珠洲郡内浦町小木港で5月2、3日に行われる「小木伴旗祭り」でした。 五色の吹流しを付けた大のぼり旗を立てた十艘の伴旗船が笛や鐘・太鼓に合わせて 小木港をパレードします。3日は、御座船(大型の船)に神輿を乗せ、全ての伴旗船を引っ張り 1列でパレードし、小木港は華やかに彩られます。 この日の夜は、何組かのライダーと一緒になりましたが、その中で姫路ナンバーのZRXさんと、 この後、再び逢うことになるとは・・・・ |
今日の走行キロ 約 290 km