平成28年度 北海道隊友会連合会ブロック研修会
平成28年10月22日(土)〜23日(日)の二日間にわたり、北海道隊友会連合会構成各地方隊友会相互の
意思疎通と切磋琢磨を図り、北海道内における隊友会活動の活性化に資することを目的に札幌定山渓にて開催さ
れた。当支部から北川裕己支部長、高橋克美副支部長、割出政明広報幹事の3名が参加
次 第
1 開式の辞
2 国家斉唱、
3 物故者への黙祷
4 酒巻北海道隊友会連合会長挨拶
5 久納常務執行役挨拶
6 表彰式
7 閉式の辞
ブロック研修会
1 北海道隊友会の将来構想について(道隊連会長)
2 自由意見交換(常務執行役道隊連)
3 札幌病院長 上部泰秀陸将講話「新自衛隊病院の案内(禁煙外来等を含めて)」
4 北部方面総監講話「我が国周辺諸国の情勢と北部方面隊の活動について」
5 懇親会
10月23日(日)
ブロック会議
検討議題
① 道内大規模災害発生時における隊友会の対応要領:発表・討議
自由討議・意見交換
② ブロック要望事項:とりまとめ
表彰受賞者一覧
(区分、所属、氏名、功績の概要の順)
札幌地方隊友会 東支部 坂本 幸蔵 東支部理事、会計担当事務局次長としての功績
同 同 中神 哲二 真駒内支部理事、副支部長としての功績
同 藻南支部 工藤 穣二 藻南支部理事としての功績
同 同 志波 保彦 藻南支部理事としての功績
同 定山渓支部 門田 守 定山渓支部理事としての功績
同 中央支部 小中 幹雄 札幌地方隊友会事業部次長としての功績
同 北支部 竹森 忠通 北支部理事としての功績
同 清田支部 緒形 清登 札幌地方隊友会副会長、参与としての功績
同 同 平瀬 忠章 清田支部理事としての功績
同 白石支部 川口 至 白石支部理事、札地隊代議士、運営委員としての功績
同 滝川支部 割出 政明 滝川支部会計、広報担当理事としての功績
同 美唄支部 宮元 哲夫 美唄支部相談役としての功績
同 岩見沢支部 市川 泰博 岩見沢支部理事、事務局長としての功績
同 江別支部 古田 薫 江別支部理事、札地隊運営委員としての功績
同 当別支部 圜成 一実 当別支部理事、副支部長、北海道隊友会連合会理事役としての功績
同 石狩支部 犬山 敏雄 石狩支部理事としての功績
同 倶知安支部 朽木 富雄 倶知安支部理事、副支部長としての功績
旭川地方隊友会 旭川中支部 河村 正巳 旭川中支部支部長としての功績
同 旭川北支部 竹下 明治 旭川北支部監査幹事、旭地隊監事役としての功績
同 旭川南支部 木内 昭 旭川南支部理事としての功績
同 同 塩塚 誠 旭川南支部地区連絡員としての功績
同 名寄支部 徳長 英雄 名寄支部副支部長としての功績
同 同 後藤 剛 名寄支部理事としての功績
同 遠軽支部 満保 偽作 遠軽支部会員として支部創設期における支部長の補佐に対する功績
同 同 佐藤 末吉 遠軽支部理事(分会長)としての功績
同 上富良野支部 須網 将文 上富良野支部理事としての功績
同 同 黒柳 栄二 上富良野支部理事としての功績
同 富良野支部 金倉 章二 富良野支部理事としての功績
千歳地方隊友会 千歳支部 荒澤 芳郎 千歳支部地区会長としての功績
同 同 久原 靖介 千歳支部連絡幹事、地区会長としての功績
同 同 牛丸 記雄 千歳支部地区会長としての功績
同 同 末村 友幸 千歳支部事務局長、副支部長としての功績
同 恵庭支部 大塚 豊久 恵庭支部連合会恵北支部支部長、同副会長としての功績
同 同 林 研司 恵庭支部連合会恵み野支部事務局長、同連合会事務局長、副会長としての
功績
同 同 奥野 義郎 恵庭支部連合会恵南支部地区理事としての功績
同 登別支部 福原 正行 登別支部地区幹事としての功績
同 北広島支部 山口 康夫 北広島支部地区幹事、理事としての功績
同 安平支部 高橋 正道 安平支部副支部長としての功績
同 伊達支部 戸子台昭信 伊達支部会計担当としての功績
帯広地方隊友会 帯広東支部 野呂 充男 帯広東支部第6分会長としての功績
同 帯広西支部 松尾喜代正 帯広西支部第18分会長、事業部員としての功績
同 幕別支部 平山 功 幕別支部広報副部長としての功績
同 音更支部 吾郷 昌司 音更支部副支部長としての功績
同 鹿部支部 堀田 武志 鹿追支部副支部長、連合会理事役としての功績
同 美幌支部 佐野 耕治 美幌支部理事役(会計)としての功績
同 北見支部 長谷川清司 北見支部理事役(地区担当)としての功績
函館地方隊友会 北支部 杉本 幹雄 北支部理事、副支部長としての功績
同 西支部 吉田 亨 西支部長としての功績
以上48名
酒巻会長から道隊連について、平素考えていることについての話がありました。
1 地域での活動を見ているが、近年会員が減少している。なぜなのか?
① 23年度に一度見直しをした結果(原因)として次のことが考えられる。
・ 現職隊員の認識が薄い・・・・アンケートの結果、6〜7割が隊友会について知らない。
・ 部隊としての責任もある。(幹部でも半数が知らない。)
中隊長、小隊長・付准尉が隊友会というものについて話をしていない。
② 現職自衛官が生活に追われ、ボランティア組織である隊友会に目が向かない。
給与の右肩下がり → 再就職にも影響 → 退会に至ることが多い。
③ 国民と自衛隊との架け橋という役割
50年前の時代は、自衛隊が存在するに意義があったが、阪神大震災からは行動する自衛隊に変化しつつ
ある。架け橋は時代とともに変わるものである。
それでは隊友会の「架け橋」にどうかかり合うのか?「安全法制」などの反対運動で「募集」に大きな影響が出ている。これ
に鑑み、隊友会は、「架け橋」として考える一面が有る。我々自身が腹を据えて、各駐屯地と支部が協力し合える態勢を推進す
る。
◎ 目に見える活動
◎ 防災支援(訓練・教育)、組織として力を入れたい。
◎ 定年退職自衛官の就職援護
組織訓練化の実現(雇用機会を作る)
写真のキャプションを入力します。終身会員(除く現終身会員)の廃止(案)
1 改正の趣旨(理由)
「年会員と終身会員との間の不公平感の排除」及び「寄付に頼らず必要経費を会費として聴取する」ため、
会費納入要領の違いによる会員区分を無くする。
2 改正案
(1) 新規会員から終身会員を廃止し、年会員に一本化する。
現終身会員は退会するまで終身会員とし、寄付金は現行どおりとする。
(2) 処置事項
ア 会員減少の対策
10年間の会費(10%割引)を一括納入するよう奨励し、納入者は、11年目から年会費を収める。
イ 関係規則の改正
平成28年度定時総会で、会員規則の一部修正(案)を決議
ウ 規則の施行時期
定時総会で、会員規則の一部修正(案)を決議した次年度
3 今後の検討事項
(1) 当面
会費収入の減少に対する処置
・ 終身会員廃止等の影響と会費収入の推移及び本部への要望
・ 助成金
会費徴収の事務所要と対策
終身会員廃止等の周知・徹底要領
(2) 隊友会のあり方を踏まえた「会員制度」の検討
陸将 上部 泰秀 自衛隊札幌病院長
札幌病院長 上部 陸将による講話がありました。
「新たな札幌病院の案内(禁煙外来等を含めて)」と題して、新しくなった札幌病院についてスライドを使用し詳しく説明された。
特に、喫煙が身体に及ぼす影響について、肺の内部写真がスライドに出た時には思わず喫煙の恐ろしさについて認識した。また禁煙を何度も挑戦したが挫折した方への、禁煙方法とその手助けとして、現代医学進歩による薬で禁煙が70%の確率で成功している現状を報告され、禁煙に挑戦する強い意志を持って欲しいと話された。上部病院長自身もヘビースモーカーでしたが、今はきっぱりと禁煙することができた自身の例も合わせて紹介された。
陸将 山崎 幸二 北部方面総監
北部方面総監 山崎陸将による「我が国周辺諸国の情勢と北部方面隊の活動等について」と題して講話がありました。
最近の我が国周辺では、北朝鮮の弾道ミサイル発射や核実験、中国の南シナ海、東シナ海問題(尖閣)、フイリピン大統領の中国寄り政策の急激な変化など、にわかに難しい問題が取り巻いている。また極東ロシア軍も装備を新しくし活発な動きで注視する必要がある。
方面隊は、環境の変化にいかに対応できるか・・・津軽海峡を如何に渡るか?を常に意識すれば、東シナ海問題も訓練の場となりうる。
「強い者が生き残れる・・・・近年は、環境に強い者が生き残れる」という言葉が印象に残った。
スライドでご欄下さい。