第36回 札幌防衛セミナー
平成28年11月13日(日)共済ホール(札幌市)で第36回札幌防衛セミナーが開催されました。
支部から、安楽顧問以下4名(根本事務局長、羽立監事役、割出広報幹事)が出席。
日 時 平成28年11月13日(日)13:00〜16:00
場 所 共済ホール(札幌市中央区北4条西1丁目)
主 催 公益社団法人 隊友会 札幌地方隊友会
協 賛 公益社団法人 日本郷友連盟道央郷友会
公益財団法人 水交会 北海道支部
公益社団法人全国自衛隊父兄会札幌自衛隊父兄会
第11旅団友の会
次 第
13:00 受 付
13:20〜13:25 国家斉唱
開講挨拶 会長 若 月 寿 一
13:30〜14:30 講 師 元海上自衛隊自衛艦隊司令官
香 田 洋 二 氏
「中国の国家戦略から見た南シナ海と我が国の対応」
14:30〜14:30 休 憩
14:45〜15:45 講 師 カルフオリニア州弁護士・タレント
ケント・ギルバード
「日本の安全保障に与える自虐史観の正体と日本の
自立・覚醒に向けて」
15:50〜15:55 閉講挨拶 会長 若 月 寿 一
会 長 若 月 寿 一 第36回札幌防衛セミナー開催挨拶
皆様、本日は第36回札幌防衛セミナーにご参加頂き、ありがとうございます。本セミナーは札幌地方隊友会が、地域の皆様と自衛隊との架け橋として、防衛意識の普及・高揚を目的に実施しております。今年は、36回目を迎える当会伝統の事業です。本セミナーは、隊友会員はもとより、特に協賛団体の「社団法人日本郷友連盟道央郷友会」、「公益財団法人水交会北海道支部」、「公益社団法人全国自衛隊父兄会札幌自衛隊父兄会」及び「第11旅団友の会」の大きな力添と現役自衛官、関係協力企業・団体、特別会員、そして有志の方々のご協力・ご支援を戴き開催する運びとなり、誌面をお借りして皆様に厚くお礼と感謝を申し上げます。今年もお二人の講師をお招きしました。一人は、「元海上自衛官 香田洋二」先生で、もう一人は「カルフォニア州弁護士ケント・ギルバード」先生です。お二人の詳しいプロフィールをプログラムに添付しておりますので、ご一読ください。平和安全法制が整備され1年が経過しましたが、一部では未だに法案廃止に向けたデモ活動が行われています。国際法規を無視した南シナ海での活動、我が国に対する領空侵犯の増大等、力の行使による我が国周辺の安全保障環境に脅威を与えている中国、これまで以上に弾道ミサイルの発射と核実験を繰り返す北朝鮮等、我が国周辺の安全保障環境は益々厳しさを増しております。国防・安全保障を考える時、事実の直視が必要であり、一部の勢力が主張する理想論や観念論で反対を唱えるだけでは、我が国の将来に禍根を残します。本日のお二人の講演は、皆様にとりまして必ずや開眼と覚醒をもたらせていただけるものと信じております。皆様、ご静聴の程、宜しくお願いいたします。
演題:中国の国家戦略から見た南シナ海と我が国の対応
元自衛隊艦隊司令官としての実経験から話される真に迫る迫力があり、実際に現場にいたものだけが感じる安全保障について話
された。特に南シナ海に関する中国は、なぜ南シナ海に基地を作ったのか?米国の対応は?今後の中国の動きは?など、さすが元
自衛艦隊司令官、軍事関係のスペシャリスト、解りやすい講話でした。
演題:日本の安全保障に与える自虐史観の正体と日本の自立・覚醒に向けて
最初に日本を含め世界各地の勢力分布状況を時系列にスライドにより示され、日本がいかに永年他の国から支配されなかった
ことが理解できた。その中で我が国日本は大きな国と考えるか、小さな国なのかを問われた。GHQによる戦後教育によって、日本
の行なってきたことがことごとく打ち消され、洗脳されてしまった。安全保障、国を守る議論が長いことタブー視されてしまっ
た。憲法も短い期間で草案され、不備だらけの憲法が70年も続いている。早く憲法改正(第9条だけでいい)をしなければなら
ない。と話され、下手な日本人より愛国心があり、日本人らしい人でした。