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ツーリング・マイ・ロード

2017 ラストラン二日目



9月30日(土)二日目のツーリング、朝、襟裳「まるは旅館」で朝食を頂いてから、小雨が落ちるえりも町を後にし、風の襟裳岬へと向かいました。雨が一段と強くなった襟裳岬では、観光客私も含め車3台、シーズンが終わった感じは歪めない。わずか数枚の写真を撮ってから、今日の訪問地釧路を目指す。

th_DSC08075.jpg朝食

朝食

漁港で活気溢れる活動を見て、旅館で朝食。朝ごはんとはいえ港町秋刀魚が出てきたのには驚きでした。品数はさほど多くはないが、ヘルシーなものばかり、昨日の夕食が結構な量だったので、有難い。外は今にも雨が降りそうな天気で、この分ではカッパのお世話になりそうだ。ヤフーの天気予報では、晴れマークなんだけど・・・

珈琲

朝ごはんが終了し、さてこれからの予定を頭に入れながらコーヒータイム。ツーリングに出てから初めての珈琲ブレーク。美味い。
計画では、襟裳岬を見てから真っ直ぐ釧路へ・・・釧路の街を散策するのが今回の旅の目的、一番は幣舞橋からの夕陽を眺めること。とりあえず、荷物をまとめ出発準備

ブルーマウンテン(ジャマイカ)卓越した香気を持ち、調和の取れた味わい、軽い口当りと滑らかな咽越しが特徴。最高級の品質と呼ばれる。ジャマイカで生産されるコーヒーのうちごく一部の産地のものがブルーマウンテンとブランド付けられる。その中でもさらにランク付けがなされる。

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襟裳岬

予想通り

まるは旅館」を出る前からポツポツと降ってきた。カッパを着て旅館を8時過ぎに出発。襟裳岬を目指す。予想通り最悪な天気

約30分ほどで、岬に到着。観光客は先にいた車が一台、のちにもう一台、私を含めて3台。さすが土曜日とはいえ雨の中そしてシーズンオフとなった今ではこんなものかと・・・東の方は晴れ上がっているのだが・・・車の中からご婦人が出てきて、寒いですね。どこからですか?と尋ねられ、ナンバーを見ると同じ札幌ナンバーでした。道内をご夫婦で廻られているとか。羨ましいご夫婦でした。

北海道の背骨と呼ばれる日高山脈が次第に標高を下げ、そのまま太平洋に沈んでいく、壮大な大自然のドラマを実感できるのが襟裳岬。長年に渡って荒波に洗われているにもかかわらず、遠く2キロメートル沖まで岩礁地平等が続く光景は感動的。海面下に没してさらに6キロメートルも続くというから驚きです。平成22年8月に、アイヌ民族の精神的・聖地的に重要な場所であるとして、国指定の名勝ピリカ・ノカに指定されました。

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襟裳岬

雨の中で

この日一番の強い雨。写真を撮るのが躊躇するほど、ここまで来て一枚も写真がないのはと、勇気を出してカメラを取り出し撮った写真が約18枚ほど。帰ったらカメラの手入れをしなければと思いつつ、シャターを押しました。風の襟裳と言われましたが、今日は雨だけで風は、さほど感じませんでした。

撮影が終わり帰る寸前、観光客目当てのお店の人が開店準備のため訪れました。先客の札幌ナンバーの方はすでに出発して誰もいませんでした。

日高山脈の突端、襟裳岬の延長上に延々と2キロメートルも続く岩礁地帯は、山脈がそのまま海に続いていることを物語っています。また、襟裳岬の南東方向185キロメートルの海面下には、襟裳海山と呼ばれる海中の山が潜んでいます。この襟裳海山は日本海溝の最北端の深い海底にあり、海山の高さは富士山よりも高い約4,200メートル。その高さがあっても山頂は海面下3,735メートルの深海にあるといいます襟裳岬から点々と続く岩礁地帯は、海流も早く水中に隠れた岩もあることから、たとえ小舟であっても人聞が近づくことが難しい。人間にとって危険な場所は動物たちの楽園。望遠鏡などで見ると、体に小銭のような模様があるゼニガタアザラシの群れが、のんびりと日光浴をしている姿がしばしば見られます。

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襟裳岬を後にして

フンベの滝

th_DSC08082.jpgフンベの滝の前で相棒と記念撮影雨も上がりカッパを脱いで
R34号線(黄金道路)、海岸線を東に向けて走ると左側に突然滝が現れます。「フンベの滝」です。天気が回復し青空が広がる気持ちのいい天気の中で、しばし休憩をとりました。


フンベの滝−2

th_VB3A5733.jpg虹がかかっているのが見えますか?滝に虹が・・・
フンベの滝は国道336号(通称:黄金道路)の広尾橋からえりも方面へ車で5分程走ったフンベ地区の国道沿いにあります。
「フンベ」とは、昔このあたりに鯨が打ちつけられたことからアイヌ語で「鯨の獲れる浜」という意味で名づけられました。
滝の流れは地下水が湧き出したものが、直接道路脇に落下している珍しい滝で、夏は涼を呼び、冬は氷柱となって自然の造形が私たちの目を楽しませてくれます。


黄金道路

th_VB3A5682.jpg釧路方面は晴れているようですお金のかかる道路
国道336号線のえりも町庶野地区から広尾町までを結ぶ約33.5キロメートルは、切り立った岸壁沿いに道路が続きます。
トンネルと覆道が連続し、覆道の合間から覗く素晴らしい海岸線が、まるで映画のコマ落としのように眺められるのも、このルートの楽しみのひとつです。

このルートの建設が計画されたのは、江戸時代のこと。
そり立つ断崖絶壁からは四季を問わず石が崩れ落ち、冬には雪崩が多発していました。しかし調査の結果、海岸・山岳ルートともに建設には困難が予想され、長い間この区間は迂回路に頼ることとなりました。

ようやく工事が着工されたのは、それから長い歳月を経た昭和2年(1927年)のこと。トンネルと海岸の埋め立て、崖を削るなどの難工事のため、完成までには7年もかかり、昭和9年(1934年)にようやく日高と十勝を結ぶ海岸ルートが開通しました。竣工当時の名前は日勝海岸道路でしたが、「まるで黄金を敷き詰められるほど、建設に莫大な費用が掛かった道路だ」として黄金道路と呼ばれるようになりました。


道の駅恋問

フンベの滝から海岸線を快適に走りながら、途中一箇所休憩、その後、今日の昼ご飯を道の駅「恋問」でおなじみ豚丼をいただきました。この日は天気も良く土曜日とあって、すれ違うライダーさんが多かった。ここ恋問にも沢山のライダーさんが休憩していました。昼間は太平洋が一望でき、夜は「ムーンライト(月明り)」が海に輝く素晴しいロケーション。炭火焼の「この豚丼」は逸品です。お持ち帰りのできる「この豚丼」は、北海道道の駅弁第1号に認定され、車中や敷地内のベンチで食べられることで人気です。また、店内では、専用のたれも販売され、自宅でもお店の味を楽しむことができます。
th_IMG_2564.jpg恋問手前で小休止

th_IMG_2566.jpg道の駅恋問の豚丼、これがまた美味い。今日は6枚入り1200円をいただきました。th_VB3A5742.jpg恋問館、今日は、土曜日の昼時とあって大勢の人がth_VB3A5744.jpgお昼時を少しずれていましたがたくさんのお客さんで賑わっていました。

釧路に到着

釧路の宿に到着

th_IMG_2580.jpgルートイン釧路駅前今夜の宿
ホテルルートイン釧路駅前に午後2時無事到着、チェックインが午後3時なので、時間が来るまでロビーで体を休めました。荷物を置いて、これから市内の散策に出かけます。


ルートイン釧路駅前

th_IMG_2575.jpgホテルのロビーで部屋の準備待ち早く着いてしまった
少し早く着いてしまったので、ロビーで休憩しながらネットサーフイン。それでも30分ほど待つと、ホテル側から部屋の準備が整いましたので、ご案内しますと・・・助かった。部屋に入り、まず簡単にシャワーを浴びてスッキリしてから、街に繰り出しました。


釧路市内散策

th_VB3A5751.jpg釧路駅目の前に釧路駅へ
過去にJRで釧路にきた時にじっくり見たが、すでに3〜4年経っているので、懐かしあもあって寄ってみました。駅前のモニュメントは幾分少なくなったように思いますが?


釧路市内散策

幣舞橋付近

相棒を置いて、徒歩で市内巡りを・・・まず駅から歩いて幣舞橋へ。まだ陽が高いせいか、幣舞橋の周りには通行人だけ、カメラを構えた観光客はまだいない。北洋漁業の拠点である釧路港には、所狭しと出港準備の終わった大型漁船が停泊していた。その姿は、圧倒される数であった。

四季の像

橋脚上には橋上彫刻「道東四季の像」があり、春夏秋冬を表現している。市民運動によって提案され資金も賄って彫像が取り付けられたのは日本国内で初めてのことであった。
 春の像 舟越保武 作「若葉が萌えいずる雪解けの季節」
 夏の像 佐藤忠良 作「さわやかな風を受けて羽ばたく若々しさ」
 秋の像 柳原義達 作「迫りくる厳しい冬に立ち向かう精神と緊張感」
 冬の像 本郷新 作「寒さと冬をはねのけて春を待ち望む心」

釧路市のウォーターフロント開発である釧路フィッシャーマンズワーフMOOが隣接している。幣舞ロータリーはロータリー交差点であり北海道道25号釧路港線や北海道道113号釧路環状線などに接続している。ただし、環道優先のラウンドアバウトではない。幣舞ロータリーから出世坂を登ると幣舞公園入口があり、幣舞橋や釧路港を眺めることができる。

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釧路の夜

幣舞橋

釧路市の幣舞橋は1889年(明治22年)当時、全道一長い木橋として架けられたのが初まりで、当時は有料で『愛北橋』と呼ばれていました。 1900年(明治33年)に国の手によって初代の幣舞橋が誕生し、あの石川啄木も釧路駅からこの橋を渡って下宿へ入りました。
現在の橋は初代幣舞橋から数えて5代目として1976年(昭和51年)に建設されました。 橋のランカンには春・夏・秋・冬を表現する「四季の像」を配し、エキゾチックな香りを漂わせています。晩秋の広い太平洋を背景に空全体を紅に染める夕陽、夏の薄らと白い霧中に浮かぶ橋影と街路灯はまさに日本ではここでしか見られない幻想的な風景です。

岸壁に並ぶ漁船を眺め、陽の落るのを待ちました。幣舞橋には徐々に観光客があふれ隙間がないくらいに橋が埋め尽くされました。撮影スポットはどこか?明るいうちに見て廻ったが、やはり橋の上からが良さそうだ。

とくに有名なのは、夕陽をバックにした橋の風景。世界三大夕陽に数えられる釧路の夕陽が、橋の姿と重なるときが、一番映えるといわれています。春分、秋分の日の両日は、ちょうど橋の真んなかに夕陽が沈み、まるで絵画のような景色を見せてくれます。あまりの綺麗さに、カメラ好きでなくとも撮影したくなっちゃいます。

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夜の釧路(幣舞橋)


岸壁では炉端焼きが準備中でした。開業時間は19時からで、少し早かった。       北洋漁業の拠点、釧路。大型漁船が所狭しと           幣舞橋からの夕日         街灯と漁船と夕陽         幣舞橋        居酒屋での一杯(クラシック)       ニシン・こまい・ほたて      食べたかった牡蠣(ちょっと小さかった)       岸壁の屋台         ニシン・・・冷凍かな?油が少しなかった。

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ホテルで一人二次会

幣舞橋で落日を眺め、あぶり焼き発祥の地で海の幸を堪能、ほろ酔い気分でホテルに帰ってきました。途中コンビニで調達したビールで疲れた体に、油を注入。午後10時頃、眠りにつきました。明日は滝川に帰ります。

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一人二次会

昨日は、襟裳でクラシックを2本、今日はアサヒスーパードライを取りを入れ、つまみは昨日スーパーで買った6Pチース(2種類)と九州産のサツマイモを揚げたチップスです。

th_IMG_2595.jpg蕎麦の館

帰ります

池田町でワイン祭りが開催されていると聞き、途中立ち寄りましたが、会場への立ち入りは前売り券を求めないと入場できないことで諦め、帯広経由で帰路につきました。

th_IMG_2597.jpgごぼう天蕎麦

蕎麦の館

既に、お昼時間を過ぎましたが蕎麦の館で「ごぼう天そば」を頂きました。後2時間少々で自宅到着です。




       こうして、2泊3日の今年のラスト・ランは無事終わりました。来年4月まで少々長い冬眠に入ります。
       来年、またお会いしましょう。




ラストラン(動画)



9月30日(第2日目)


スクリーンショット 2017-10-05 19.50.32.png襟裳町〜釧路市
襟裳町〜釧路市

10月1日(第3日目)


スクリーンショット 2017-10-05 19.54.16.png釧路市〜滝川市
釧路市〜滝川市


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