圧倒されるモミジ
仁王門
仁王門像は目と足腰の病にご利益があるとされ、近在の檀信徒がわらじを奉納して病気平癒を祈願されている。なんと綺麗なモミジだろうか、受付を入った途端圧倒される紅葉にため息だ出てしまう。本堂、鐘堂そして多宝塔を巡るも素晴らしい景観だ。
本堂
本堂は、第二世通明院日韶上人(日野大納言輝資の息男)代に小早川秀秋の助力を得て、桃山城客殿を移築して本堂としたもの。江戸期の文献、資料に図示された本堂の屋根は、本瓦葺きの二層屋根となっている。現在の平瓦葺きの屋根は、昭和七年の大修理の時に改修されました。
鐘楼
鐘楼は、寛永十八年 (1642) 当山第四世、光照院日選上人の建立。梵鐘は第二次世界大戦中徴資に遭い、現在の梵鐘は、昭和四十八年に青木一郎博士の音響設計により、古律黄鐘調の新鐘として鋳造されたもの。毎日、正午と夕方五時に所定の数を突いています。
多宝塔
寺伝に、文禄五 (1596) 年日禛上人が、当寺に隠棲して堂舎を建立し、さらに日韶上人が小早川秀秋の助力を得て桃山城客殿を移築して本堂とし、元和二 (1616) 年には本圀寺客殿南門を移して仁王門としたことが見えるから、慶長から元和にかけての頃が、当時の創建期であったらしい
朝早くから、保津川沿、祐斎亭、亀山公園を横断して常寂光寺、二尊院を巡り「祇王寺」に着きました。重いカメラバックを担ぎ全て休憩なしの歩き、足がまるでマルタン棒のような感覚、疲れてしまい祇王寺の入り口でギブアップ。化野念仏寺・宝筐院・宝厳院の拝観を諦め、来た道を引き返し嵐山駅から嵐電に乗り一旦ホテルに戻ることにしました。