生憎の天気の中、朝一番にJR奈良線に乗り宇治の「平等院」へ向かうべく、四条河原町から市バス一日券を購入し京都駅へ向かう。駅につくと何やらJR奈良線がアクシデントにより不通!!宇治行きを諦め駅前から市バスで金閣寺に向かうこととした。雨が一段と強く成ってきた。
金閣寺
雨の金閣寺
眩いばかりの金色に輝く「金閣寺」は、京都を代表するスポットの一つです。正式名称を「鹿苑寺」と言い、金閣寺の元となる山荘北山殿を築いた室町幕府の第3代将軍・足利義満の法名に因んでいます。四季を通じて池辺りに佇む豪華絢爛な姿が楽しめます。中でも雪が降った時の幻想的な雰囲気はなんとも言えぬ美しさがあります。
写真のキャプションを入力します。金閣寺といえば真っ先に思い浮かぶのが、金色に輝く「舎利殿(金閣)」。金閣寺という呼び名の由来にもなっているこの舎利殿は、三層の造りになっています。
一層は寝殿造の「法水院(ほっすいいん)」。法水とは、煩悩を洗い流す水を指します。平安時代の貴族の邸宅様式である寝殿造は、当時栄えていた北山文化の特徴の1つ。華やかな北山文化を垣間見ることができます。
二層は武家造の「潮音洞(ちょうおんどう)」。海の音のように遠くから真実がやってくるという意味を持ちます。武家造は鎌倉時代の武家の住宅様式。鎌倉時代に栄えた西園寺家が所有していた名残が感じられます。
三層は中国風の禅宗仏殿造である「究竟頂(くっきょうちょう)」。「究極」という意味が込められています。床は漆塗りですが、それ以外の柱や天井には金箔が貼られ、仏舎利が安置されています。
下鴨神社
雨は相変わらず降ってきているが、幾分弱まってきた。金閣寺で1時間ほど過ごし、市バスに乗って下鴨神社に向かった。
京都市左京区にある世界遺産・下鴨神社。よく知られている「下鴨神社」は実は通称。鴨川の下流にあるお社のため「下鴨神社」と呼ばれています。下鴨神社の本当の名前は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」。ご祭神の賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと)から来ている名前です。
ご祭神は上賀茂神社のご祭神を御産みになった玉依媛命(たまよりひめのみこと)もいらっしゃいます。玉依媛命には縁結びをはじめ、子宝、安産、子育などのご利益もあります。