24日夕刻に広島から京都に移動、昨年回ることができなかった三千院・伏見・東寺そして嵐山(宝筐院・祇王寺・化野念仏時)を巡ります。
11月25日、朝一番で京都駅からバスで大原「三千院」へ
大原の地は千有余年前より魚山と呼ばれ、仏教音楽(声明)の発祥の地であり、念仏聖(ねんぶつひじり)による浄土真宗の聖地として今日に至ります。
往生極楽院南側、弁天池の脇にたたずむ小さなお地蔵さまたち。 有清園の苔と一体となってきれいに苔むしており、もう何年も前からずっとたたずんでくださっているようです。 わらべ地蔵と名づけられたこのお地蔵さまたちは、石彫刻家の杉村孝氏の手によるものです。 |
わらべ地蔵 |
客殿の庭園、聚碧園は池泉観賞式庭園で、東部は山畔を利用した上下二段式とし、南部は円形とひょうたん形の池泉をむすんだ池庭を形成しています。 江戸時代の茶人・金森宗和(かなもりそうわ・1584-1656)による修築と伝えられています。 聚碧園の隅にある老木「涙の桜」は室町時代の歌僧頓阿(とんあ)上人が詠んだ一首に由来し、その桜は西行法師のお手植えとも、頓阿上人の友、陵阿(りょうあ)上人のお手植えとも伝えられています。 |
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伏見
酒蔵
京都市伏見。数々の名水伝説が残されているこの地では、古くから酒造りが盛んに行われてきました。そんな伏見の酒蔵めぐりをしてきました。
酒蔵見学や試飲で好みのお酒に出合い、お酒を使ったスイーツに舌鼓を打ち、ピッタリ合うおつまみをいただく旅は、本当に最高でした。
◎ 伏見酒蔵小路:伏見の全ての酒蔵の日本酒を楽しめる日本酒Barと8つの飲食店が一緒になった横丁スタイルの複合施設。目玉は唎酒師がセレクトした伏見の18蔵全ての日本酒の飲み比べができる「十八蔵のきき酒セット」です。
◎ 月桂冠大蔵記念館:伏見酒蔵エリアで現存する酒蔵の建物の中で最も美しい建築物が月桂冠大倉記念館。館内は伏見の酒造りや月桂冠の歴史についての興味深い展示や歴史的価値の高い酒造道具の展示があり、中庭からは月桂冠最古の酒蔵「内蔵」の外観(内蔵見学はウェブ申し込みでの事前予約制)が楽しめ、伏見の名水「酒水」がこんこんと湧出ています。
◎ 黄桜カッパカントリー:黄桜酒造本社・東山酒造がある塩屋町界隈も伏見の昔ながらの酒蔵の雰囲気が残るエリアです。施設内にある京都初の地ビールレストランではお食事と共に黄桜の様々な日本酒の飲み比べが楽しめます。小生はここで利酒を楽しみました。
酒蔵のまち・伏見の景色を、江戸時代にタイムスリップした気分でゆったりと巡れる
十石舟は江戸時代に淀川を酒や米、旅客を運んだ三十石舟を復元。復活した十石舟は定員20人で、酒蔵に柳が映える宇治川派流を約50分で往復します。。三栖閘門(みすこうもん)で一度下船し、三栖閘門資料館で水位差を調整した運河の仕組みなどの展示を見ることができます。
東寺は、唯一残る平安京の遺構です。
創建からおよそ、1200年。
平成6年、1994年に世界遺産として
登録されました。
弘法大師空海は講堂の次に五重塔の大工事に着手しました。しかし、費用も人手も足りませんでした。そこで天長3年、826年11月24日、「東寺の塔を造り奉るたてまつ材木を曳ひき運ぶ勧進かんじんの表」を朝廷に提出します。 |
五重塔は、落雷などによって4度焼失しましたが、そのたびに、弘法大師空海と同じように、多くの僧が奔走。五重塔再建という大事業を成し遂げてきました。いまの五重塔は、寛永21年、1644年に再建した、5代目にあたります。 |
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